水（保存水・ウォーターサーバー）

選ぶためのポイント

保存期間と実証性

長期保存が可能な製品を選ぶことが重要です。特に10年保存可能な製品は、買い替え時期が分かりやすく、コスト面でも有利です。ただし、単に保存期間が長いだけでなく、実際に長期保存した結果を実証している製品を選ぶべきです。

採用実績と継続性

過去の採用実績だけでなく、現在も継続して採用されている製品を選ぶことが重要です。官公庁、自治体、大企業などでの継続的な採用は、製品の信頼性を示す指標となります。

水質と安全性

不純物が少ない水を選ぶことが長期保存には適しています。蒸留水やRO水などの純水は、ミネラル成分や不純物を極限まで取り除いているため、長期保存に適しています。また、有害物質、細菌、ウイルス、重金属などが除去されていることを確認し、安全性の高い製品を選びましょう。

必要量の確保

1人1日あたり3リットルを目安に、最低でも3日分、できれば1週間分（21リットル）を確保することが推奨されています。企業の場合は、従業員数を考慮して必要量を計算し、十分な量を備蓄することが重要です。これらの基準を考慮しながら、自社の状況に合わせて適切な防災水を選択することが、防災士の視点から見て重要です。